MTS Translation Bot とは
MTS (Maka Translation Service) Translation Bot は、Discord 上の会話を リアルタイムに多言語へ翻訳し、言語の異なるメンバー同士が自然に交流できるようにする翻訳ボットです。
このページでは、製品の全体像・仕組み・主要な概念をまとめて説明します。個別の操作方法は各ガイドを参照してください。
解決する課題
Discord は世界中で使われていますが、サーバー内に複数の言語の話者がいると会話が分断されがちです。 従来の「翻訳コマンドを毎回叩く」方式は手間がかかり、会話のテンポを損ないます。
MTS はこれを次の方針で解決します。
- 会話を止めない:発言を自動で翻訳して投稿。読み手は何もしなくてよい。
- 自然に見せる:Webhook により、翻訳結果を発言者本人の名前・アイコンで表示。
- 必要なときだけ:全文翻訳が不要な場面では、リアクション(国旗絵文字) で1件だけ翻訳。
- 止まらない:複数の翻訳エンジンを束ね、障害時は自動で別エンジンへ切り替え。
2つの翻訳モード
1. 自動翻訳(チャンネル単位)
管理者が指定したチャンネルでは、投稿された発言が自動的に設定言語へ翻訳され、Webhook 経由で投稿されます。
- 発言者の 表示名・アバター を引き継ぐため、会話の流れが自然
- 最大4言語へ同時翻訳が可能
- メッセージを編集すると、翻訳結果も自動で再翻訳・更新(設定で切替)
- 元メッセージを削除すると、対応する翻訳投稿も連動して削除
2. リアクション翻訳(メッセージ単位)
翻訳したいメッセージに 国旗の絵文字(例: 🇯🇵 🇺🇸 🇰🇷) を付けると、その1件だけが対応言語に翻訳されて表示されます。 全文自動翻訳をオンにしていないチャンネルでも、読みたいメッセージだけをその場で翻訳できます。
→ 詳細は リアクション翻訳 へ。
主要な概念
| 概念 | 説明 |
|---|---|
| 言語スロット (1〜4) | サーバー(またはチャンネル)に設定する翻訳先言語の枠。最大4言語を同時に出力できます。 |
| 翻訳エンジン / モード | LocalLLM(無料・既定)または DeepL(高品質)を選択。クラウド翻訳(Azure/GCP)はフォールバックとして動作します。 |
| フォールバック | メインエンジンが使えないとき、別エンジンへ自動で切り替える仕組み。翻訳を途切れさせません。 |
| 自動翻訳チャンネル | 発言が自動翻訳される対象チャンネル。/autotranslate で開始/停止します。 |
| リダイレクト | あるチャンネルの発言を、別チャンネルや別サーバーへ翻訳して中継する機能。 |
| 倍率 (x2 / x4) | LocalLLM の利用上限を引き上げる係数。パス/サブスクで適用します。 |
| DeepL残高(文字数) | DeepL 翻訳に使える文字数。ダッシュボードから購入・確認します。 |
仕組み(ざっくり)
Discordの発言
│
▼
[ MTS Bot ] ── 言語判定・整形(メンション/URLを保護)
│
├─ 翻訳エンジン選択(LocalLLM / DeepL)
│ └─ 失敗時は自動フォールバック(→ Azure → GCP)
│
▼
Webhookで翻訳結果を投稿(話者の名前・アイコンを再現)メンションや絵文字、URL は翻訳で壊れないようプレースホルダーで保護され、翻訳後に復元されます。 改行構造もできるだけ保持されるため、箇条書きや複数行メッセージも読みやすく翻訳されます。
→ 技術的な詳細は システム構成 / 翻訳エンジンとフォールバック へ。
管理はWebダッシュボードから
Webダッシュボード では、Discord アカウントでログインし、自分が管理するサーバーの設定を一元管理できます。
- 言語・エンジン・各種機能の ON/OFF
- LocalLLM の稼働状況、DeepL 残高、利用統計の確認
- 課金(DeepL 文字数チャージ / LocalLLM プラン)の購入・管理
- 権限設定
→ ダッシュボードの使い方 へ。
料金の考え方
- LocalLLM 翻訳は基本無料で利用できます(サーバーごとに公平利用のための上限あり)。
- より高品質・高速な DeepL を使う場合は、文字数を購入します(目安 1円 = 150文字)。
- LocalLLM の上限を引き上げたい場合は、パス(5日/2週間/1ヶ月) または 月額サブスク を購入できます。
→ 価格の詳細は 料金・課金 へ。
